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投稿日:2025.06.20

安全を守る命綱、ブレーキフルードの定期交換を怠るな!

自動車を運転するうえで、最も重要な機能のひとつが「止まる」ことです。アクセルを踏めば加速し、ハンドルを切れば曲がる。しかし、どんなに高機能なエンジンを搭載し、優れたハンドリング性能を誇る車であっても、意のままに止まることができなければ、それはもはや凶器となりかねません。そして、その「止まる」という動作において、私たちの多くが見過ごしがちな、しかし極めて重要な役割をになっているのが「ブレーキフルード」です。

エンジンオイルやタイヤ、バッテリーなどは、定期的な交換や点検の重要性が比較的広く認識されています。しかし、ブレーキフルードとなると、その存在すら意識していないドライバーも少なくないのではないでしょうか。

「ブレーキフルードって何?」「なんとなくはわかっていても詳しくはよくわからない・・・。」「とりあえず勧められたから交換している。」という方は、このコラムを読んで、ブレーキフルードの重要性を確認していきましょう。

 

ブレーキフルードの役割

ブレーキフルード

ブレーキフルードとは自動車のブレーキを作動させるためのブレーキオイルのことです。

以前は油が使われていたのでブレーキオイルと呼ばれていました。ですが現在使われているブレーキ液はオイル(油)ベースではないので、液体という意味の「フルード」と呼ばれています。ポリエチレングリコールモノエーテルと呼ばれる物質をベースに作られています。

ブレーキフルードは油圧式のブレーキの車には欠かせないものです。ドライバーがブレーキペダルを踏むとその踏んだ力を他のブレーキ装置に均等に伝達させます。ブレーキペダルを踏むと車は止まりますが、そのシステムにはさまざまな部品が使われており、それぞれが作動することで車は停止することができます。ブレーキフルードはそれらの部品に制動力を伝える役割をしています。

 

ブレーキフルード交換の必要性

慌てる男性

ブレーキフルードは車を安全に走行させるために欠かせない重要な役割を担っています。交換を怠ると、以下のような危険な状態を引き起こす可能性があります。

吸湿による沸点降下(ベーパーロック現象)

ブレーキシステムは摩擦によって熱を持ちます。通常の街乗り運転の場合、高くても100~200℃ほどですが、長い下り坂での連続ブレーキや高速走行時の急ブレーキなど、ブレーキを酷使することで300~800℃以上にまで高温になることがあります。

ブレーキフルードは吸湿性が高く、長期間使用すると空気中の水分を吸収してしまいます。水分が混入すると、ブレーキフルードの沸点が低下します。ブレーキ酷使により高温になると、沸点の低い劣化したフルードは沸騰して気泡が発生しやすくなります。

油圧ブレーキシステムは、ブレーキペダルで踏む力をブレーキフルードを介してブレーキ機構に伝達します。しかし、ブレーキライン内に気泡が混入すると、ペダルを踏んだ力が気泡の圧縮に使われてしまい、ブレーキ機構に十分な油圧が伝わらなくなります。結果として、ブレーキペダルを踏んでもフワフワした感触になり、ブレーキの効きが悪くなったり、全く効かなくなったりします。これを「ベーパーロック現象」といい、非常に危険な状態です。

ブレーキ部品の腐食

ブレーキフルードに水分が混入すると、ブレーキシステム内の金属部品(ブレーキキャリパーやシリンダーなど)が錆びやすくなり、腐食の原因となります。腐食が進行すると、部品の動作不良や液漏れを引き起こし、ブレーキ性能を著しく低下させます。

ゴム部品の劣化

劣化したブレーキフルードは、ブレーキホースやシールなどのゴム部品を劣化させる可能性があります。ゴム部品が劣化すると、ひび割れや膨張、硬化などが起こり、ブレーキフルードの液漏れにつながることがあります。液漏れは油圧低下を招き、ブレーキの効きが悪くなる原因となります。

 

ブレーキフルードの種類と規格

ブレーキフルードにはいくつかの種類があり、それぞれ異なる特性と用途を持っています。国際的な規格として広く用いられているのが、アメリカ合衆国運輸省(Department of Transportation)が定めた「DOT規格」です。

  • DOT3:最も一般的なブレーキフルードで、多くの乗用車に採用されています。比較的安価で、街乗り程度の使用であれば十分な性能を発揮します。しかし、沸点(ドライ沸点:新品時の沸点)は低めです。
  • DOT4:DOT3よりも沸点が高く、より高い性能が求められる車両や、スポーティな走行をする場合に適しています。多くの現代の乗用車で採用されています。
  • DOT5.1:DOT4と同様にグリコールエーテルベースですが、DOT4よりも更に沸点が高く、高性能です。吸湿性も抑えられています。
  • DOT5:シリコンベースのブレーキフルードで、吸湿性がほとんどありません。ただし、DOT3やDOT4とは異なり、水と混ざらないため、吸湿した水分がブレーキシステムに溜まり、腐食の原因となる可能性があります。また、エア抜きがしにくいというデメリットもあります。旧車やレース車両などで使用されることがありますが、一般の乗用車ではあまり使われません。

これらのDOT規格は、沸点の違いだけでなく、ベースとなっている成分も異なります。特に重要なのは、DOT3・DOT4・DOT5.1はグリコールエーテル系であるのに対し、DOT5はシリコン系であるという点です。異なる種類のブレーキフルードを混ぜてしまうと、化学反応を起こして性能が著しく低下したり、ブレーキシステムに損傷を与えたりする可能性があるため、絶対に避けるべきです。車両の指定されたDOT規格のブレーキフルードを使用することが鉄則です。

 

ブレーキフルードの交換時期と交換方法

車 メンテナンス

交換時期の目安

一般的に、ブレーキフルードの交換目安は「2年ごと」または「車検ごと」と言われています。ただし、走行距離や使用環境、走行スタイルによってブレーキフルードの劣化の進行度は異なります。

  • 走行距離:走行距離が多い車両は、ブレーキを頻繁に使用するため、フルードへの熱不可も高まり、劣化が早まる傾向にあります。
  • 使用環境:湿度が高い地域や、山間部などで連続的にブレーキングを行う機会が多い車両は、水分吸収が進みやすく、交換サイクルを早める必要があります。
  • 走行スタイル:高速走行からの急ブレーキが多い、またはサーキット走行を楽しむなど、ブレーキに高い負荷をかける機会が多い車両は、より頻繁な交換が求められます。

交換方法とプロに任せることの重要性

ブレーキフルードの交換は、DIYで行うことも不可能ではありませんが、基本的には専門知識と経験を持ったプロの整備士に任せるべき作業です。その理由は以下の通りです。

エア抜き作業の難しさ

ブレーキフルードを交換する際には、新しいフルードをシステムに注入し、古いフルードを排出するだけでなく、システム内に混入した空気を完全に除去する「エア抜き」作業が必須です。もしシステム内に空気が残っていると、ペダルを踏み込んでも圧力が伝わらず、ブレーキが効かなくなってしまう危険性があります。エア抜き作業は、車種によって手順が異なり、特にABSやVSC(横滑り防止装置)などの電子制御システムが搭載されている車両では、専用の診断機が必要となる場合もあります。

適切なフルードの選択

前述の通り、ブレーキフルードには様々な種類と規格があります。車種に合わないフルードを使用すると、ブレーキシステムの性能低下や、ゴム部品の劣化、最悪の場合は故障に繋がる可能性があります。プロは、車両の指定する適切なフルードを確実に選択します。

廃液処理の必要性

使用済みのブレーキフルードは、有害物質を含むため、適切な方法で処理しなければなりません。一般家庭で廃棄することはできず、専門業者による処理が必要です。

他の部品の点検

プロの整備士は、ブレーキフルードの交換作業と同時に、ブレーキパッドの残量、ブレーキディスクの摩耗状態、ブレーキラインの損傷、キャリパーの状態など、ブレーキシステム全体の点検も行います。これにより、潜在的なトラブルを未然に防ぐことができます。

 

ブレーキ警告灯とは

ブレーキ警告灯

ブレーキ警告灯は、車のブレーキシステムに何らかの異常が発生した場合に点灯し、ドライバーに危険を知らせる警告灯です。通常、パーキングブレーキがかかっていることを示している表示ですが、パーキングブレーキを解除しても点灯している場合は速やかに対処する必要があります。

主な点灯要因はブレーキフルードがタンク内の規定量よりも減っている場合です。液漏れや、ブレーキパッドの摩耗による液面の低下が考えられます。もしブレーキフルードの液量に問題がない場合は、ブレーキシステム自体に異常がある可能性があります。そのまま乗り続けるのは危険なので、速やかにロードサービスを呼ぶか、専門業者に連絡してください。

 

まとめ

アップル車検

ブレーキフルードの定期的な交換は、運転するあなた自身と、同乗する大切な人たちの命を守るための安全対策です。「まだ大丈夫だろう」「特に不具合を感じないから」といった安易な判断が、取り返しのつかない事態を招く可能性があります。日頃の安全運転意識はもちろんのこと、愛車の足元を支えるブレーキシステムの適切なメンテナンスこそが、安全で快適なカーライフを送るために必要不可欠です。次の車検や定期点検の際には、ぜひブレーキフルードの交換を検討してみてください。そして、少しでも不安を感じたら、迷わず専門業者に相談しましょう。

アップル車検では車検毎のブレーキフルードの交換を全てのお客様にお勧めさせていただいています。車の定期メンテナンスや気になる事などがございましたら、当社アップル車検にお気軽にお問い合わせ下さい。

この記事がみなさんの「まさか」のトラブルや事故を防ぎ、安全なカーライフへと繋がることを心から願っています。

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