車に乗られている方であれば“車検”の時期は、頭を悩ませるのではないでしょうか?車検は何と言っても費用が高額であるうえに、車が公道を走る為には2~3年ごとに、必ず受けなくてはならない検査だからです。
なので「車検の費用はなるべく抑えたい」や「車検の相場を知りたい」という方のニーズは当然ながら存在します。
そこで今回の記事では、車検費用の相場を業者ごとに解説していくほか、車種ごとの車検費用の違いや車検費用を安く抑えるポイントについて答えていきます。これから車検を迎えるという方は、ぜひ参考にしてみて下さい!
この記事のポイント
- 車検費用の相場は、ディーラーや車検専門店など業者の種類によっても大きく変わる
- 車検費用の相場は。業者ごとの基本料金の違いで変わるので、ここでの料金やサービスでお店を比較すると、ご自身に合った車検先が選べる
- 費用相場も安く、車検後のこともトータルで考えると車検専門店はおすすめ!
目次
車検費用はどのようにして決まる?
車検費用の相場を解説するうえで、車検費用についても詳しく知る必要があります。ここでは車検費用がどのようにして決まるかについて解説します。
法定費用は一律?
車検費用には、まず“法定費用”という項目があります。法定費用は、自賠責保険料・重量税・印紙代の合計金額を指します。項目ごとに解説します。
【自賠責保険料】
自動車の保険は“任意保険”と“自賠責保険”の2種類に分かれます。任意保険は、ドライバーごとに任意で加入をする保険の為、加入義務はない保険となります。
逆に自賠責保険は、交通事故に遭われてしまった被害者の救済を目的として、すべての自動車に加入が義務付けられている“強制保険”です。
自賠責保険の保険料は、どこの保険会社で入っても金額が変わらない為、一般的には車検時に保険料を支払い加入します。
37か月 | 36か月 | 25か月 | 24ヶ月 | |
普通自動車 | 27,770円 | 27,180円 | 20,610円 | 20,010円 |
軽自動車 | 27,330円 | 26,760円 | 20,310円 | 19,730円 |
※2022年3月現在の価格
【重量税】
重量税は、車両の重量によって税額が決まる税金です。重量税は1年毎にかかりますが、新車の登録時や車検時に、車検の有効期間分をまとめて支払います。
普通自動車は車両の重量が0.5tごとに税額が変わりますが、軽自動車は車両の重量に関わらず定額となっています。重量税は初度登録から13年が経過すると税額が上がり、18年が経過するとさらに税額が上がるので注意が必要です。
またハイブリッド車などの“エコカー”に関しては、2021年4月30日までに新車登録をした車にのみ“エコカー減税”と呼ばれる優遇措置を受けることができます。
(普通車)
車両重量 | エコカー減税適用 | エコカー減税適用なし | ||||
免税 | 50%減税 | エコカー | 通常 | 13年超え | 18年超え | |
0.5t以下 | 0円 | 2,500円 | 5,000円 | 8,200円 | 11,400円 | 12,600円 |
1.0t以下 | 0円 | 5,000円 | 10,000円 | 16,400円 | 22,800円 | 25,200円 |
1.5t以下 | 0円 | 7,500円 | 15,000円 | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 |
2.0t以下 | 0円 | 10,000円 | 20,000円 | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 |
2.5t以下 | 0円 | 12,500円 | 25,000円 | 41,000円 | 57,000円 | 63,000円 |
(軽自動車)
車両重量 | エコカー減税適用 | エコカー減税適用なし | ||||
免税 | 50%減税 | エコカー | 通常 | 13年超え | 18年超え | |
自家用 | 0円 | 2,500円 | 5,000円 | 6,600円 | 8,200円 | 8,800円 |
事業用 | 0円 | 2,500円 | 5,000円 | 5,200円 | 5,400円 | 5,600円 |
※2022年3月現在の価格
【印紙代】
車検時に支払う印紙代とは、国に収める検査手数料を支払う為の印紙と証紙の代金のことを言います。主に陸運局で車検申請をする際などに必要となります。金額は指定工場と認証工場により違いがあり、またOSS申請(電子申請)と窓口申請により料金が異なります。
車検の基本料金はお店によって違う?
法定費用はどこのお店でも一律でしたが、車検の基本料金は整備や検査の費用となる為、ここは業者によって違いが出てきます。
基本料金には、あらかじめオイル交換などのメンテナンス費用や代車料などの費用が含まれている場合もある為、よくお店のサービスなどを確認したうえで、車検の基本料金は比較しましょう!
以上のように、車検費用は法定費用+基本料金で決まります。法定費用は一律となる為、車検費用でお店ごとに差が出るのは“基本料金”ということを覚えておきましょう!
業者ごとの車検費用の相場
車検費用の内訳については理解できましたが、では実際に業者ごとの車検費用の相場はどのくらいでしょうか。ここでは業者ごとの車検費用の相場について解説します。
(※あくまで相場となります。実際の金額は必ず確認するようにしてください)
ディーラーの車検費用の相場
ディーラー車検の相場は以下の通りです。
車種 | 車両重量 | 法定費用 | 基本料金 | 合計 |
軽自動車 | 全車 | 27,830円~ | 38,940円~ | 66,770円~ |
小型自動車(ヴィッツなど) | 1.0t以下 | 37,810円~ | 40,920円~ | 78,730円~ |
中型自動車(プリウスなど) | 1.5t以下 | 46,010円~ | 43,890円~ | 89,900円~ |
普通自動車(ヴォクシーなど) | 2.0t以下 | 54,210円~ | 43,890円~ | 98,100円~ |
大型車(アルファードなど) | 2.5t以下 | 62,410円~ | 45,980円~ | 108,390円~ |
※2022年3月現在の価格
ディーラー車検の特徴は、高品質な整備を提供出来るので、安心感が高いという点です。ディーラーは、そのメーカーに特化した知識が豊富なメカニックが多い為、高品質な整備を提供出来ます。
ただし、費用の相場でも分かる通り、車検費用に関しては高額となります。また交換部品も純正品を使用するので、追加の整備があった場合でも割高となってしまいます。
整備工場の車検費用の相場
整備工場の車検費用の相場は以下の通りです。
車種 | 車両重量 | 法定費用 | 基本料金 | 合計 |
軽自動車 | 全車 | 27,830円~ | 33,850円~ | 61,680円~ |
小型自動車(ヴィッツなど) | 1.0t以下 | 38,010円~ | 40,700円~ | 78,710円~ |
中型自動車(プリウスなど) | 1.5t以下 | 46,210円~ | 40,700円~ | 86,910円~ |
普通自動車(ヴォクシーなど) | 2.0t以下 | 54,410円~ | 39,050円~ | 93,460円~ |
大型車(アルファードなど) | 2.5t以下 | 62,610円~ | 42,350円~ | 104,960円~ |
※2022年3月現在の価格
整備工場は、“認証工場”と“指定工場”の2種類に分かれます。
・認証工場:点検や整備は出来るが、車検の検査までは出来ない工場のこと。
・指定工場:点検や整備はもちろんのこと、車検の検査までが全て出来る工場のこと。
整備工場はこのように認証工場と指定工場に分かれますが、指定工場を取得するためには、設備や車検の台数などで、一定の基準が設けられている為、個人経営の小規模で営業している整備工場は、一般的には認証工場が多いです。
整備工場の車検は、ディーラーよりは安く車検が出来ますが、時間がかかるのがデメリットです。
ガソリンスタンドの車検費用の相場
ガソリンスタンドの車検費用の相場は以下の通りです。
車種 | 車両重量 | 法定費用 | 基本料金 | 合計 |
軽自動車 | 全車 | 28,130円~ | 13,600円~ | 41,730円~ |
小型自動車(ヴィッツなど) | 1.0t以下 | 38,510円~ | 14,600円~ | 53,110円~ |
中型自動車(プリウスなど) | 1.5t以下 | 46,710円~ | 15,600円~ | 62,310円~ |
普通自動車(ヴォクシーなど) | 2.0t以下 | 55,010円~ | 16,600円~ | 71,610円~ |
大型車(アルファードなど) | 2.5t以下 | 63,210円~ | 16,600円~ | 79,810円~ |
※2022年3月現在の価格
ガソリンスタンドの車検の特徴は、基本料金が安く車検が出来ることです。ディーラーや整備工場と比較しても低価格で受けられて、給油の割引などの車検以外のサービスを行っているお店もあります。
ただし指定工場でないところが多い為、時間がかかります。また整備の質もお店によってムラがあるので注意が必要です。
車検専門店の車検費用の相場
車検専門店の車検費用の相場は以下の通りです。
車種 | 車両重量 | 法定費用 | 基本料金 | 合計 |
軽自動車 | 全車 | 27,830円~ | 9,500円~ | 37,330円~ |
小型自動車(ヴィッツなど) | 1.0t以下 | 38,010円~ | 9,500円~ | 47,510円~ |
中型自動車(プリウスなど) | 1.5t以下 | 46,210円~ | 9,500円~ | 55,710円~ |
普通自動車(ヴォクシーなど) | 2.0t以下 | 54,410円~ | 9,500円~ | 63,910円~ |
大型車(アルファードなど) | 2.5t以下 | 62,610円~ | 9,500円~ | 72,110円~ |
※2022年3月現在の価格
車検専門店の車検の特徴は、低価格・短時間で車検が受けられることです。低価格・短時間で車検が出来るように、指定工場であるのはもちろんのこと、車検の工程も仕組化されています。
車検のコースも数パターン用意されている為、ユーザーの要望に沿った車検が受けられます。
またフランチャイズで運営している為、整備品質にもムラが出ず、高品質な整備が受けられるという点もポイントです。
車種ごとでなぜ車検費用に違いが出るか?
お店ごとの車検費用の相場をお伝えしましたが、車種ごとでも車検費用には違いが出ました。車検費用はなぜ差が出るのでしょうか?ここでは車種ごとで、なぜ車検費用に違いが出るかについて解説します。
車両重量によって重量税が違う?
車種ごとで車検費用に違いが出る理由は、まず重量税が影響しています。重量税については先ほどの記事でも解説しましたが、車両重量が0.5tずつ増えていくと税額が増えるという仕組みとなっています。
軽自動車(自家用)の重量税が6,600円なのに対して、2.5t以下の普通車となると41,000円となる為、その差額は34,400円にもなります。重量税の金額は車検費用にも大きく影響するというわけです。
車検基本料金が車種によって変わる?
もう一つ車種ごとで車検費用に違いが出る理由があります。それは車種によって車検基本料金が変わるという点です。基本料金は車検をするお店に支払う、点検整備や検査の代金のことを指します。
通常、基本料金は車種が大きくなるにつれて上がっていくというお店がほとんどです。これは車が大きくなることによって、整備士の手間=工賃がかかってくるからです。また使用する部品の金額も高くなっていく為、基本料金は車が大きくなるにつれて上がっていくというわけです。
ただし例外もあります。車検専門店などでは、車検基本料金が車種問わず一律というお店も多く存在します。これは企業努力によって基本料金を低価格に抑えているからです。このようなお店だと重量税のみの差額で車検費用が変わる為、車種によっての車検費用の差が小さくなります。
車検費用を安く済ませる方法とは
ここまでで車検費用の相場についてはお伝えしてきましたが、出来れば車検費用は抑えたいという方がほとんどではないでしょうか?ここでは車検費用を安く済ませる方法について解説します。
車検の見積もりを取って比較する
車検は車の安心・安全の為に実施するものなので、車検を通すだけの整備よりも出来れば交換時期の部品は変えた方が良いです。ただ車検の追加整備は、実際に点検をしてもらわないと分からないものです。
そこで車検の見積もりを複数の業者へ依頼して、事前にお見積りをして比較することで、同じ内容でも最安値のところで車検を実施することが可能となります。車検の見積もりは検討してみましょう!
車検専門店へ依頼する
そうは言ったものの車検の見積もりは、時間と労力が必要になるのでなかなか大変です。そこで車検費用を安く抑えるためにおすすめなのは、車検専門店へ車検を依頼することです。
先ほどの記事の通り、車検専門店はほかの業者と比較してもリーズナブルに車検が実施できるほか、高品質な整備や短時間で車検が受けられます。
またアフターメンテナンスが充実しているお店も多いので、安心して任せることが出来ます。車検後のこともトータルで考えると車検専門店はおすすめです。
車検費用はカードやローンでも支払える?
車検費用は高額な為、現金を用意するにも準備が必要です。急な出費の際に、クレジットカードやローンで支払いたいという方もいるはずです。ここでは車検費用が、カードやローンでも支払えるかについて解説していきます。
車検費用はクレジットカードでも支払いOK
車検費用は、クレジットカードでも支払いは可能です。ただし業者によっては、車検費用の全額をカードでの支払いが可能なお店と法定費用のみは現金での支払いとなるお店に分かれるので、注意が必要です。
カードでの支払いを希望される方は、事前に車検を依頼する業者に確認を取るようにしましょう!
車検費用はローンを組んで分割の支払いも可能
車検費用は、ローンを組んで支払うことも出来ます。車検を依頼する業者が提携しているローン会社でローンを組むことで、車検費用を分割で支払うことが可能です。
ローンを組む際には事前に車検の見積もりやローンの審査が必要となる為、余裕を持って車検を行うようにしましょう!
車検費用の相場で見るおすすめの車検先
ここまでで車検費用の相場やお店ごとの違いなどを説明してきましたが、それらを踏まえておすすめの車検先とはどこになるでしょうか?ここでは車検費用の相場で見るおすすめの車検先について解説していきます。
車検専門店がおすすめ
車検費用の相場でも分かる通り、車検専門店は車検費用を安く抑えることが出来ます。車検専門店では、車検に特化したサービスを提供している為、短時間での車検や高品質な整備が受けられます。
またお店によってはアフターメンテナンスなども充実している為、安心して車検が任せられます。車検専門店は車検を実施するのにおすすめです!
山梨県で車検を受けるならアップル車検へお任せ下さい!
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また車検基本料金も全車種¥17,600(税込)と料金も分かりやすく、また各種割引もある為、低価格で車検を実施出来ます。
アフターメンテナンスにも力を入れているので、車検後のメンテナンスも安心です。車検が近いという方は、ぜひ当店のアップル車検までご相談下さい!
まとめ
いかがでしょうか?車検費用は、法定費用と基本料金の合計金額ということと、基本料金がお店によって違うということを覚えておくことが大切です。
車検費用の相場は、業者ごとの基本料金の違いで変わるので、ここでの料金やサービスでお店を比較すると、ご自身に合った車検先が選べます。
車検費用は安く抑えたいが、安心して車検を受けたいという方は、当店のアップル車検へお任せ下さい。お見積りも無料なので、お気軽にスタッフへご相談下さい。
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