毎日車を使用している方にとって燃費は気になる事のひとつでしょう。
今回は燃費を良くするためのコツをいくつかご紹介していきます。車の維持費に関わってくることなので是非実践してみましょう。
燃費の把握を習慣にする
自分の車の平均的な燃費を知っておくと、残りの走行距離を把握できます。どのくらい走ることができて、いつガソリンを補充すれば良いのか予測できます。
また、燃費の変化で車の状態を知ることもできます。
日頃から自分の車の平均的な燃費を知っておくことで、点検やメンテナンスの時期などを把握することもでき、車の維持費の節約にもつながります。
エコドライブへの意識づけのためにも、自分の車の燃費の把握を習慣にしてみましょう。
走行前の準備で燃費を良くする
車のメンテナンスや走行前の準備は燃費に影響してきます。日頃から車の定期的なチェックを行いましょう。
不必要な重い荷物は降ろす
車が重くなるほど燃費は悪くなるので注意しましょう。車のトランクに不要な重い荷物などを載せたままになっている場合は、必要がないものは降ろすことで、燃費を抑えることができます。
タイヤの状態をチェック
タイヤの状態も燃費に関係しています。タイヤの回転による変形や路面との摩擦力、タイヤ自身が受ける空気抵抗によって燃費が変わるのです。
タイヤの溝がなかったり、空気圧が適正基準より低い状態だと、路面との接地面積が増えてしまい、抵抗が大きくなって燃費が悪くなります。
燃費のためにも、命を守るためにも定期的なタイヤの点検は重要です。
エンジンオイルの交換
エンジンオイルも燃費に影響します。オイルが劣化すれば、エンジン内部の抵抗が増え、燃焼効率も低下して燃費が悪くなります。
劣化したオイルは燃費を悪化させてしまうので、半年に1回、もしくは3000~5000km走行ごとを目安にエンジンオイルの交換を行いましょう。
エアクリーナーエレメントの交換
エアクリーナーエレメントとは、エンジンに送られる空気をきれいにする役割の部品です。
使用に伴って徐々に汚れていき、そのまま使い続けると目詰まりしてしまいます。目詰まりしたフィルターからでは、エンジン内に充分な空気が送り込めず、燃費の低下につながってしいます。そのため定期的な交換が必要で、2~3万kmの走行ごとの交換が目安といわれています。
また、ほこりなどがエンジン内に入ると、正常な燃焼ができずに車の不具合の原因にもなりますので、確認して汚れていたら交換しましょう。
燃費を良くする運転方法
車の運転の仕方で燃費は大きく変わってしまいます。日頃から燃費を良くする運転を意識して、燃費の節約につなげましょう。
急発進は控え、アクセルは緩やかに踏む
発進する際はアクセルを強く踏み込まずに、アクセルは優しく緩やかに踏み発進しましょう。
また、ブレーキペダルからアクセルペダルに踏みかえる際も同様で、踏みかえて強く踏み込むのではなく、優しい感覚で踏みかえて徐々に踏み込みます。
AT車の場合はクリープ現象(ブレーキペダルを離すだけで、じわじわと前進しだす現象)を利用して、それに合わせるような感じで徐々にアクセルペダルを踏み込んで発進するのもひとつの方法です。
車は動き出す時にエネルギーを大きく使うので、急発進を控えることは燃費の向上につながります。
エンジンブレーキを正しく活用
信号など停止することが分かっているのに、いつまでも加速を続けるのはムダです。
早めにアクセルから足を離し、エンジンブレーキで減速しましょう。停止位置が近づいたらブレーキペダルを踏みこみ停止します。
下り坂でもエンジンブレーキを活用し、速度をコントロールしましょう。
エンジンブレーキを効果的に使うことでムダな加速を減らし、燃料消費を抑えることができます。
周りの動きや先の状況をよく見て走行
日頃の運転では、信号の変わるタイミングや渋滞など様々な状況に応じ加減速を行います。その際、できるだけムダな加速をしないように心がけることが燃費アップにつながります。
そのためにはすぐ前の車だけでなく、少し先の状況に気を配り、信号や混雑で速度を抑える必要がある場合にはエンジンブレーキを使い、アクセルを余計に踏み込まないようにし、路上駐車や工事箇所などが見えたら手前で車線変更をしておくなど早めの対処をして、ムダな加減速をしないようにしましょう。
エアコンは適切に使う
車のエアコンは、車内の冷房・除湿を行います。
冷房はエンジンの動力でコンプレッサーを作動させて冷却するため、エンジンに負担がかかり燃費が悪化します。
暖房はエンジンの排熱を利用しているので、燃料の消費はありません。暖房のみ必要な場合は、ACスイッチはOFFにしましょう。
車内の温度が高いままの状態でエアコンを使用すると、冷たい空気を作るのに長い時間がかかり、さらに燃費が悪くなってしまいます。
できるだけ素早く車内を冷やすことが、燃費を抑えるコツといえます。
窓やドアを開けて風を通して車内の温度を下げてから、エアコンを始動しましょう。そうすることで燃費の悪化を防ぐことができます。
また、車のエアコンの場合、設定温度が低すぎても高すぎても、燃費への影響は同程度とのことで、日本車の場合は一般的に25℃設定がおすすめといわれています
不要なアイドリングはやめる
車は、停止中でもエンジンがかかっていれば燃料を消費します。
走行していなければムダな消費ですので、停止しているのであればエンジンをとめるように心がけましょう。燃料の節約と、CO2排出の抑制にもつながります。
まとめ
燃費を改善・向上させるためには、運転方法の見直しや、車の定期的なメンテナンスが重要になります。急発進や急ブレーキを控え、穏やかなアクセル操作に変えることは燃費改善や事故防止にもなります。また、エンジンオイルの交換やタイヤの空気圧チェックなども定期的に行いましょう。
車の定期メンテナンスや、燃費について気になることがございましたら、当社アップル車検までお気軽にお問い合わせください。
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