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車検を受ける時には、いくつか必要なものを準備します。しかし車検は、数年に一度しかない為、必要なものが分からないという方も多いでしょう。
そこで今回の記事は、車検に必要なものについて解説します。必要な書類などを覚えて、万全な状態で車検を迎えられるようにしましょう。
この記事のポイント
- 車検に必要な書類は、①車検証・②自賠責保険証・③納税証明書の3点
- 納税証明書や自賠責保険証を用意する時は、有効期限を確認する
- 書類以外では、ロックナットアダプターや車検費用を用意する
車検に必要なものは受ける方法で異なる
車検を検討する際に区別したいのは、お店に依頼するか、自分で車検場に持ち込む（ユーザー車検）かという点です。この違いで必要なものは変わります。
車検を受ける方法は、ディーラーや車検専門店、整備工場、カー用品店、ガソリンスタンドといったお店に依頼する方法と、自身で車検場に車を持ち込んで受ける「ユーザー車検」の2種類があります。
お店に依頼する場合に必要なのは、車の使用者が提出すべき最低限の書類のみですが、ユーザー車検の場合は、ご自身で全て手続きをする必要があり、さらに取得や記入する複数の書類が必要です。
必要書類の内訳は軽自動車も普通自動車も同様ですが、一部書類の名称が異なります。例えば、軽自動車と普通車では税金の名称が異なるため、納税証明書の名称は同じではありません。また、申請書の名称にも違いがあります。
車検を受ける際に必要な書類
＜車検当日に必要な書類＞
- 自動車検査証（車検証）
- 自動車税（種別割）納税証明書/軽自動車税（種別割）納税証明書
- 自賠責保険証明書
上記3点の書類がないと、車検を受けることができません。ユーザー車検の場合「普通車と軽自動車で申請窓口が異なるため、車検時の必要書類も違うのではないか？」と思われる方もいるかもしれませんが、どちらの場合も基本的には同じです。
自動車検査証（車検証）
自動車検査証（車検証）とは、自動車が国の保安基準に適合していることを証明する書類のことです。
車検には有効期限があり、車検証に記載されている満了日ごとに車検を受ける必要があります。これは 自動車が公道を安全に走行するために、国が定めた安全基準を満たしているかを、定期的に確認する必要があるからです。
車検証は、国の安全基準をクリアしているという証明である上に、次回の車検期間などを管理するための書類でもあります。また、携行義務がある書類のひとつであるため、車内で必ず保管しなくてはなりません。
自動車税（種別割）納税証明書/軽自動車税（種別割）納税証明書
自動車を所有していると自動車税を毎年納めなければなりません。自動車税納税証明書とは、この自動車税を正しく納めていることを証明する書類です。
毎年届く納税通知書に納税証明書が添付されており、自動車税を納付することで、納税証明書として使用できます。ただし、他の必要書類とは異なり、携行が義務付けされていません。自宅などで保管している場合もあるため、車検日までには用意しましょう。
※「車検用」または「継続検査用」という但し書きがある方をご用意ください。（「領収書」となっている方ではありませんのでご注意ください）
自賠責保険証明書
全ての所有者に自賠責保険（自動車損害賠償責任保険）に加入することが義務付けられています。自賠責保険証明書とは、自賠責保険の保険証のことです。
自賠責保険とは、事故を起こしてしまった場合、相手側の怪我や障害などにのみ、最低限補償するという保険で、任意保険とは異なります、車検をお店に依頼するとあまり意識しないかもしれませんが、自賠責保険は強制加入のため、車検を受ける度に更新します。
また、自賠責保険証明書も車検証同様に、携行義務があります。そのため、車検証と一緒に保管しているという人も多いです。
必要書類を用意するときの注意点
必要なものを準備すれば、車検を受けられます。ただし、書類の有効期限や内容の不備には注意してください。納税証明書や自賠責保険証の内容を事前に確認しましょう。
納税証明書の内容を確認する
車検を受けるには、その年の納税証明書が必要です。手元にあるのは何年の納税証明書か確認してください。また、納税時の出納印がなければ有効な証明書としては認められません。
自賠責保険の有効期限を確認する
自賠責保険は、基本的に車検満了日がカバーできる期間で加入しています。したがって正しい時期に車検を受けている限り、有効期限切れということにはなりませんが、あらかじめ確認できると安心です。
万が一、自賠責保険切れで走行した場合、免許停止や罰金など厳しい罰則が定められています。
書類以外に必要なもの
- ロックナットアダプター
- 車検費用
車検を受ける際に必要なものは、書類だけではありません。車によっては、タイヤ・ホイール盗難防止用ロックナットアダプターなどの用意も必要となります。車検費用も事前に準備しましょう。
ロックナットアダプター
まず、タイヤの盗難防止の為にホイールへロックナットをつけている場合は、整備のためにタイヤを外さなくてはならないため、取り外すために使用するロックナットアダプターを用意する必要があります。ご自身のタイヤのホイールにロックナットが使われているかは、事前に把握しておきましょう。
車検費用
次に車検費用ですが、お店に依頼する場合もユーザー車検も、車検には費用がかかります。お店に依頼する場合は整備や修理も一緒に行うことが多いため、事前に見積もりを依頼することで具体的な金額を把握することができます。実際に点検をして、修理が必要な箇所に気付く場合もあるため、少し余裕を持った金額を用意しておくことがおすすめです。
クレジットカードを利用する予定でも、業者によってはクレジットカードが使用出来なかったり、車検料金の法定費用（自動車重量税・自賠責保険料・印紙代）だけは現金での支払いを求められる場合もあります。利用を希望する際は、事前にクレジットカードの利用可否を業者に確認しておくと良いでしょう。
車検費用とお店選び
お店に車検を依頼する場合、必要書類は基本的に同じですが、車検費用はお店選びや整備内容で大きく変わります。車検費用を抑えるには、見積もりなどで内容を確認することも大切です。
車検費用はお店選びや整備内容で変わる
ユーザー車検は車検費用を抑えられますが、手間がかる上に、結局車検に通らず二度手間になるケースもあります。また、車検場は平日のみの対応のため、スケジュール調整が難しいかもしれません。
お店に依頼する場合、お店によって整備内容や費用が異なります。同じ整備内容でも価格設定に差があることもあり、比較検討することが大切です。車検費用は、法定費用と車検基本料金、追加整備費用に分けられます。
＜法定費用＞ ※どこの業者でも一律
- 自賠責保険料
- 重量税
- 印紙代（検査手数料）
＜車検基本料金、追加整備費用＞ ※業者ごとに金額が異なる
- 点検整備費用
- 付帯サービス費用
- その他
法定費用は、どこのお店に依頼しても一律ですが、車検基本料金、追加整備費用は会社によって異なる部分です。
車検費用を抑えたい場合は、見積もりなどで把握し、必要な整備か急を要さない整備かなど、整備内容や価格の確認も行いましょう。
まとめ
車検の時期が迫ると必要なものを準備しなくてはなりません。車検がスムーズに行われるよう、書類の有効期限切れや内容の不備には注意して、必要なものをしっかり準備しましょう。当日慌ててしまわないように事前にチェックしてみてください。
車検費用は、お店選びや整備内容で大きく変わるので、事前に見積もりなどで内容を確認することも大切です。
当店のアップル車検では、事前見積もりを承っております。整備内容も相談して、お決めいただけます。また、車検費用の全額がクレジットカードで支払い可能です。
事前見積もり検討の際は、是非ご相談ください！
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