車検をした後に渡される車検シール(ステッカー)。当たり前のように貼られてはいますが、「車検ステッカーの貼り方が分からなくて困った」という経験をされた方も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は、車検シールの貼り方について解説をしていきます!車検シールの見方や貼る場所についても紹介をするので、車検シールで困った際には活用してみて下さい。
この記事のポイント
- フロントガラスに貼ってある四角いシールが車検シール、丸いシールは法定点検ステッカー
- 車検シールはフロントガラス上部の真ん中あたりから助手席側の上部のいずれかに貼る
- 車検シールは再発行も出来るが、失敗したくないという方は車屋さんに依頼するのがおすすめ
車検シール(ステッカー)とは何?
車検シールの貼り方を解説していく前に、車検シールがどのようなものかを知っておく必要があります。ここでは車検シール(ステッカー)とは何かについて解説していきます!
車検シール(ステッカー)とは?
車検シールは、車のフロントガラス上部の真ん中あたりに貼られている正方形のシールのことです。一般的には車検シールと呼ばれていますが、正式名称は「車検標章」と言います。
車検に合格をしている車両を表すために発行されていて、車検毎に新しいシールが発行されます。また車検シールには車検有効期限が記載されています。
その車の車検が切れていないか、いつまでが車検有効期限かをシールで確認することが出来ます。
※国土交通省では、2023年1月から車検シールの標準位置をルームミラーの後ろ側から、運転席から見て右上端へ移動させると発表しました。(2022年6月23日更新)
車検シールの種類について
車検シールには2種類あります。普通車と軽自動車で違うデザインとなっているのです。普通車は背景の色が青色となっていますが、軽自動車は黄色となっています。
シールのサイズは普通車、軽自動車ともに同じサイズで作られていますが、表面の数字の大きさや配置が違うという特徴があります。
丸いシールは法定点検ステッカー
フロントガラスには四角い車検シールの他に、もう一つ丸いシールが貼られています。この丸いシールは、法定点検の時期を表しています。法定点検ステッカーが貼られている場所は、一般的には助手席側のフロントガラス上部の左端です。
表面の中央には、次回の法定点検時期の「年」が記載されていて、ダイヤル式に並んでいる数字の一つだけ色が違う数字が、法定点検時期の「月」を表しています。
上記の写真のシールだと、「令和4年3月」が次回の法定点検時期だと表しています。まれに丸いシールを見て、車検の時期を勘違いしてしまうケースもあるので、車検有効期限の確認は四角いシールと覚えておきましょう!
車検シールの貼り方を知ろう!
車検シールは裏表が両方印刷されているので、1枚のシールのように見えますが、実際にはそれぞれが別々のシールとなっています。
指定工場では、車検に合格すると後日に新しい車検証と車検シールをユーザーへ郵送しますが、その時には車検シールは2枚のシールが貼り付けてない状態で送られてきます。
そこで車検シールを貼る作業が発生するのです。しかしこの手順を間違えてしまうと、車検シールを無駄にしてしまう場合があるので、手順を紹介します。
車検シールの貼り方の手順
- 色の付いている左側のシールの右半分を台紙から剥がします
- 剥がした台紙を山折りにして、右側にある透明のシールにピッタリと合うように重ねて貼り付けます
- 1枚のシールとなったら、最後にその台紙を剥がして、フロントガラスへ貼り付けていきます
出典:軽自動車検査協会
車検シールはこのような手順で貼り付けていきます。軽自動車検査協会のホームページでは、車検シールの貼り方の手順がPDFファイルでダウンロード出来るようにもなっています。
詳しくは上記のリンクをクリックして下さい。車検シールはなるべく自身で貼りたいところですが、絶対に失敗したくないという方は、車検を実施したお店に依頼をするのがおすすめです!
車検シールの見方について
車検シールには、大きく数字が記載されています。外からも見える表面の数字には、車検有効期限の「年と月」が記載されています。車内から見える裏面の数字には、車検有効期限の「日」までが細かく記載されています。
上記の写真の車検シールだと、「令和5年3月14日」が車検有効期限だと表しています。自身の車の車検有効期限を確認する際には、車内から見える車検シール裏面の車検有効期限を確認するようにしましょう!
車検シールの貼る場所は?
車検シールは、一般的にフロントガラス上部の真ん中あたりに貼り付けられていますが、この貼る場所というのは、実は法律で決められています。法律では、
- フロントガラスの上部の1/5
- 運転の妨げにならない場所
と決まっています。すなわち、フロントガラス上部の真ん中あたりから助手席側の上部のいずれかで、車検シールは貼らなくてはならないのです。
ちなみに、この場所以外に車検シールを貼ってしまうと、保安基準に不適合となる為、車検に合格している車でも違反となる場合があるので注意が必要です。
また最近では、自動ブレーキが搭載されている車だと、フロントガラス上部にセンサーがあります。
こういった車の場合は、センサーの誤作動防止の為にも、センサーと被らないように、少し助手席側へずらして車検シールを貼るようにしましょう!
車検シールを失くしてしまった際は
車検シールは小さい為、「うっかりして紛失してしまった」なんていう経験はないでしょうか?車検シールは失くしてしまった場合でも、手続きをすることで再発行をすることが出来ます。
ここでは車検シールを失くしてしまった際の対処法について解説していきます!
車検シールの再発行の方法
車検シールには2種類あると紹介しましたが、再発行の手続きの際も窓口が2つに分かれるので注意が必要です。
- 普通車 → 運輸局
- 軽自動車 → 軽自動車協会
車検シールの再発行は、両方の窓口とも必要書類と手数料300円を支払うだけで手続きが完了します。
車検シール再発行の際の必要書類
車検シール再発行の際には、用意する書類があります。普通車と軽自動車で少し違いがあるので解説します。
(普通車)
- 車検証
- 申請書
- 手数料納付書
- 車検シール(貼り間違いで手元に残っている場合)
- 紛失届(失くしてしまった場合)
(軽自動車)
- 車検証
- 検査標章再交付申請書
- 車検シール(貼り間違いで手元に残っている場合)
申請書や手数料納付書、紛失届は現地の窓口でもらえるので、事前に用意しなくても大丈夫です。ただし印鑑の捺印があるので、印鑑と手数料の300円は忘れずに持参するようにしましょう!
車検を実施したお店に依頼する
車検シールの再発行には、手間がかかる為、なかなか時間をかけられないという方も少なくないのではないでしょうか?そのような際には、車検を実施したお店に依頼するという方法もあります。
車屋さんでは、車検シールの再発行をユーザーに代行して手続きをしている店舗もあるので、お店に依頼することで手間なく手続きを済ませることが出来ます。
ただし費用に関しては、お店に支払う代行費用が発生してくるので、自身で手続きをするよりは割高になります。
車検シールの貼り方が分からない際にはアップル車検へ!
アップル車検では、「車検シールの貼り方が分からない」という際にもスタッフがお手伝いをさせて頂きます。車検シールの貼り方のレクチャーや実際に店頭で貼ることも出来るので、心配という方は気軽にスタッフまで問い合わせ下さい!
また車検シールの再発行も代行して手続きをすることも可能なので、もし車検シールを紛失してしまったという際にもご相談下さい!
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