軽自動車にも必ず車検があります。軽自動車の車検は普通車よりも安いと言われていますが、実際の車検費用の相場はいくらくらいなのでしょうか?
軽自動車の車検も費用相場や業者を知っておくことで、いざ車検の時期となっても安心です。
そこで今回は軽自動車の車検について、費用相場や業者選びのポイントと共に解説します。これから軽自動車の車検という方は、参考にしてみて下さい!
この記事のポイント
- 軽自動車の車検は普通車に比べて費用が安く済む
- 軽自動車の車検費用の相場はおおよそ4万円~9万円ほどになる
- 車検費用を比較する際には、法定費用、基本料金、追加整備の3項目で比較すると分かりやすい
軽自動車の車検とは?
生活になくてはならない軽自動車ですが、車検についてはあまり詳しくない方が多いのではないでしょうか。ここでは軽自動車の車検について解説していきます。
ナンバーによって期間が違う?
軽自動車は大きく分けると、5ナンバーや4ナンバーと呼ばれる2種類に分かれます。5ナンバーは軽自動車の乗用タイプの車で、ワゴンタイプやスライドタイプなどが該当します。
4ナンバーは軽自動車の貨物タイプの車で、軽トラックや軽バンなどが該当します。
5ナンバーの軽自動車の乗用タイプは、初度登録から3年後、その後は2年毎に車検となります。4ナンバーの軽自動車の貨物タイプは、初度登録から2年後、その後も2年毎が車検となります。
軽自動車は車検の費用が安い
軽自動車の車検は、費用が安いという特徴があります。車検の基本料金も普通車と比較しても安く、法定費用の自賠責保険料や重量税なども安く済むため、トータルの車検費用が安く済みます。
また交換部品が発生した場合でも、比較的安価の為、安く車検が出来るのが特徴です。
軽自動車の車検費用の相場とは?
車検というと皆さんが一番気にされるのは、費用ではないでしょうか。軽自動車の車検費用の相場は安いと伝えましたが、実際の金額はどうなるでしょうか。
ここでは軽自動車の車検費用の相場について解説します。
軽自動車の法定費用はいくら?
軽自動車の車検の法定費用について解説します。法定費用は、
自賠責保険料(24ヶ月) | 19,730円 |
重量税 | 6,600円 |
印紙代 | 1,500円 |
合計 | 27,830円 |
2022年3月現在
となります。法定費用はどの業者でも一律の為、ここでの費用の差はありません。ただし重量税は、車種によっては免税や減税となる車もある為、ここで金額が変わる場合もあります。
また初度登録から13年経過や18年経過で、重量税は税額が引き上げられることも覚えておきましょう。
軽自動車の車検の基本料金とは?
車検の基本料金は、車検を実施するお店に支払う整備や検査の費用の為、ここはお店によって金額が変わる部分となります。基本料金はお店によって、1万円~6万円とかなりの金額差があります。
もちろんサービス内容で金額差があることもありますが、安い金額で出来る軽自動車の車検であっても、お店によってはこれだけの金額差があることは知っておきましょう。
軽自動車の車検費用の相場
軽自動車の車検費用は、法定費用と基本料金の合計となります。したがって軽自動車の車検費用の相場は、おおよそ4万円~9万円ほどとなります。
この金額に追加整備が発生した場合に、別途料金が上乗せとなり最終的な車検費用となります。車検費用を見る際には、法定費用、基本料金、追加整備の3項目で比較すると分かりやすいです。
軽自動車と普通車の車検費用の相場の違い
軽自動車の車検費用の相場は分かりましたが、普通車の車検費用との違いはどうなるでしょうか?ここでは軽自動車と普通車の車検費用の相場の違いについて解説します。
普通車は法定費用が高い?
軽自動車と普通車の車検費用の違いとしては、まず法定費用が挙げられます。実際に法定費用を比較していきます。
軽自動車 | 普通車 | |
自賠責保険料(24ヶ月) | 19,730円 | 20,010円 |
重量税 | 6,600円 | 16,400円~41,000円 |
印紙代 | 1,500円 | 1,400円 |
合計 | 27,830円 | 37,810円~62,410円 |
2022年2月現在
となります。法定費用だけでも、1万円~3万円ほどの金額差があります。ちなみに普通車は、車両重量によって重量税が変わります。
普通車の基本料金の相場は?
次に基本料金の相場ですが、こちらもお店や車種によっては変わりますが、安いところで1万円から高いと10万円する場合もあります。
車検の合計金額は、軽自動車で4万円~9万円、普通車で5万円~15万円前後となります。このように軽自動車と普通車では車検費用の相場でもかなりの差が出てきます。
また普通車も初度登録から13年経過している車や18年経過している古い車には、軽自動車と同様に重量税の税額が引き上げられる為、車両重量が重くて、かつ年式が古い車となると高額な車検費用となるので注意しましょう。
軽自動車の車検の業者選びのポイント
軽自動車の車検は業者によって金額にも差があることが分かります。ここでは車検の代表的な業者ごとのポイントをお伝えしていきます。実際のお店選びに活用してください。
ディーラー
メーカーの正規販売代理店となるディーラーでは、車検も実施しています。ディーラーの車検の特徴は、高品質な整備やアフターサービスが充実していることです。
ただしその分、車検費用に関しては高額となります。軽自動車の車検でも車検費用は、高くなることを覚悟しましょう。
整備工場
整備工場の特徴としては、小規模で経営している場合が多いので、予約などで融通が利くメリットがあります。
しかし車検の検査が工場内で出来ない認証工場の為、車検の検査は陸運局へ持ち込まないといけないので、時間がかかるのがデメリットです。またその分の費用がかかる点も注意です。
中古車販売店
中古車販売店の車検は、基本料金が安いのがメリットです。軽自動車ですと、基本料金が1万円を切るケースもあります。
しかし追加整備の費用や工賃が高く設定されているケースが多い為、結局の合計金額は割高になってしまう場合があります。軽自動車は特に車にあまり詳しくない方や女性の方が乗るケースが多いので、この点は注意しましょう。
車検専門店
車検専門店の車検は、早くて高品質な整備が受けられるのが特徴です。フランチャイズにしている為、店舗によって整備品質のムラもなく、短時間で車検が仕上がる指定工場なので設備面でも充実しています。
また料金も専門店だけあって、非常にリーズナブルな価格設定で車検費用も抑えることが出来ます。完全予約制の為、予約の希望に沿えない場合もあるのがデメリットなので、早めの予約がおすすめです。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドは、日頃からよく行かれる方がほとんどの為、行きやすいというのがメリットです。また基本料金が安く設定されている点も魅力です。
しかし整備品質が店舗によってムラがあるのと、追加整備の費用や工賃が高く設定されているのがデメリットです。また認証工場がほとんどの為、短時間で車検が終了しないのが不便です。
このように車検のお店も業者によって特徴にかなり差があります。軽自動車の車検とはいえ費用の差が出るのは、こういった店舗のサービスの違いがあるからです。
車検先を選ぶ際は、ご自身に合ったサービスの業者を選ぶようにしましょう!
軽自動車の車検費用が高くなるのはなぜ?
軽自動車の車検は安いとお伝えしてきましたが、軽自動車の車検でも費用が高くなるケースもあります。ここでは軽自動車の車検費用が高くなるのはなぜかについて解説していきます。
初度登録から13年が経過すると重量税が上がる
自動車重量税は、最新自動車への買い替えを促進するために、年数が経つと税額が引き上げられます。
具体的には、新車登録時から13年と18年が経過した段階で、自動車重量税は税額が上がり、軽自動車では13年目に6,600円→8,200円・18年目に8,200円→8,800円と引き上げられます。車は年数が経つと重量税が上がることも覚えておきましょう。
車検の追加整備が多い場合
車は新車から3年後の初回車検は安い傾向にあります。これは車が新しいため、交換部品が少なく、追加の整備や修理が少ないからです。ただし2回目以降の車検となると、エンジンやバッテリー、タイヤなどの消耗部品の交換が発生して、追加の整備や修理費用が増える場合もあります。
軽自動車の消耗部品は普通車ほどの金額とはならないものの、追加整備が増えることによって、車検費用が高くなることは知っておきましょう。
軽自動車の車検で用意する書類
ここまでは軽自動車の車検費用や業者選びについて解説してきましたが、実際に車検をする際に用意する書類も知っておく必要があります。
ここでは軽自動車の車検で用意する書類について解説します。
自動車検査証(車検証)
車検証は、その名の通り車検に合格していることを証明する書類です。自動車を運転する際には、携帯することが義務付けられている書類となる為、必ず車内で保管をしておくようにしましょう。
軽自動車でも車検時には、車検証の原本が必要となる為、車検を受ける際には事前に確認をしておきましょう。
自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険)
自賠責保険は、自動車が公道を走行する為に加入が義務付けられている強制保険です。自賠責保険は、保険期間が車検の有効期間をカバーしていないと、車検証を発行することが出来ないです。
その為、車検時には必ず自賠責保険の手続きが必要です。一般的には、車検を受ける業者でその手続きをしてくれる為、車検当日は現在加入している自賠責保険の証明書を持参すれば大丈夫です。
軽自動車納税証明書(継続検査用)
軽自動車の車検では、必ず納税証明書が必要となります。普通車の車検では、業者が納税の確認をしてくれる場合もありますが、軽自動車の車検ではそれが出来ません。
その為、軽自動車の車検時には、ユーザー自身で納税証明書を用意して頂く必要があります。また納税証明書には必ず継続検査用と記載された証明書が必要となる為、領収書と間違わないように注意が必要です。
まとめ
軽自動車は普通車に比べて、車検費用の面でとても魅力的な車です。しかし選ぶ業者によっては、軽自動車の車検費用の相場にも大きな差があることが分かります。
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